円相場 小幅に値下がり 米の長期金利上昇を背景に

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28日の東京外国為替市場は、アメリカやヨーロッパでの金融不安への警戒感からドルを売って円を買う動きが出て、日中は円高が進みましたが、夕方になるとアメリカの長期金利の上昇を背景に円安が進み、円相場は小幅に値下がりしています。
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午後5時時点の円相場は、27日と比べて23銭円安ドル高の1ドル=131円15銭から17銭でした。ユーロに対しては、27日と比べて1円17銭円安ユーロ高の1ユーロ=141円91銭から95銭でした。ユーロはドルに対して1ユーロ=1.0820から21ドルでした。市場関係者は「夕方に入るとアメリカで長期金利が上昇し、日米の金利差の拡大が意識されて円を売りドルを買う動きが強まった。投資家の間では日本時間の28日夜からアメリカ議会で行われる公聴会で、銀行の破綻についてFRBの幹部がどのように発言するか注目されている」と話しています。